ヘルメット カテゴリー 一覧
ヘルメットを素材で選ぶ
FRP製ヘルメットは、樹脂やガラス繊維をプラスチックの中に入れて強度を向上させた素材で作られたヘルメットで、衝撃吸収性、耐候性、耐熱性、耐薬品性、耐有機溶剤性に優れています。耐電性能が低いため電気作業では使用できません。
ABS製ヘルメットとは、熱で加工した樹脂素材を使用したヘルメットで、電気絶縁特性が良く電気作業などで広く使われています。耐熱性や紫外線での劣化がやや劣るため、高熱作業環境には不向きです。他素材と比べ比較的に安価になります。
ポリカーボネート樹脂製の素材を使用したヘルメットで、耐衝撃性、耐熱性が高く、特に電気絶縁性が優れています。電気作業や屋外、光熱作業環境に最適です。溶剤、薬品への耐性はないため注意が必要です。
ヘルメットを機能で選ぶ
耐熱性ヘルメットとは、高熱作業環境でも使用可能なヘルメットです。素材では、FRP製、PC製となっています。FRPは耐熱温度が50℃~180℃、PCは耐熱温度が120℃~130℃で、火が付いても燃え広がらないという特徴(自己消火性)があります。
耐電圧性ヘルメットとは、電気工事などの際に使用できる規格試験を合格したヘルメットです。通気孔が開いていると通電してしまうため、通気孔が開いているヘルメットはすべて電気工事にご使用になれません。
耐薬剤薬品性ヘルメットとは、薬品や有機溶剤を使いシーンで使用するヘルメットです。PE素材、もしくはFRP素材のヘルメットが薬品や有機溶剤への耐性があります。
防災用ヘルメットとは、地震など災害があった場合の頭部を守るヘルメットです。大きな災害があった場合、ガラスや外壁、山間部ではがけ崩れや落石の危険があり、身を守るためにも防災ヘルメットは必需品です。