防寒服 カテゴリー 一覧
防寒服をアイテムで選ぶ
軽防寒ブルゾン・ジャンパーは屋内外問わずサッと羽織れ、動きやすく暖かい。通勤や営業、屋外作業時などのユニフォームとして最適です。屋外での使用の場合は防水性、防風性に優れた軽防寒ブルゾンが人気です。
寒いシーズンに必需品の防寒仕様のジャンパー、コートなどの身体を暖かく守る重防寒ウェアです。屋外での建設現場や製造現場など、ハードな現場に対応する「耐久性」「保温性」を兼ねたアイテムを取り備えています。
冬場の屋外作業や、工場作業、倉庫作業に最適な防寒パンツ。下半身を温めることでより高い保温効果を得ることが可能なため、長時間に及ぶ低温の現場で作業の際は欠かせないアイテムとなっています。
バッテリーを用いた電気の力で発熱体を温め暖がとれる、新しいタイプの防寒服。薄手のベストタイプのウェアが人気で、作業着やスーツ、スタッフブルゾンの下に着用することで着ぶくれすることなくしっかり保温できます。
冬場の屋外作業などに最適な防水加工が施された防寒ブルゾン、防寒ジャンパー、防寒コートです。水を侵入を防ぐだけでなく、防風効果が備わっている防寒着も多く、しっかりした保温効果を得ることが可能です。
安全への配慮に万全を期して胸・背・肩・腕など様々な部位に反射材が付随している夜間・暗所でも高い視認性が確保できる防寒ブルゾン、防寒コートです。夜間の業務や、倉庫内等の死角の多い現場、重機車両などに最適です。
防寒つなぎは、上下一体型の為、外から冷気の進入が無く、服と体の間の暖かい空気を逃しません。また、表地は高い耐久性の素材に撥水機能を付加しており、長時間厳しい環境で作業をされる方にもお勧めの防寒着です。
冬の屋外、倉庫、工場など低温な現場で長時間の作業が必要な際に最適な暖かいインナーです。コンプレッションインナーとは、身体にピッタリ密着して圧を加えることにで、疲労軽減やパフォーマンス向上が期待できる高機能インナーです
防寒服の導入講座
防寒服の選ぶポイント
保温性
保温性とは、外気との温度交換(熱伝導)を抑制することで温度を保つ性質のことです。防寒服の多くは、服の内部に人工の中綿やダウン、フェザー等を入れ、保温力を高めています。それぞれ保温力は違うため、防寒服を選ぶ際は内部に使用している材料や、含有量をチェックすることが肝心です。
風の通しにくさ
風が強い環境下では実際の気温よりも体感温度が低くなり、風速1mにつき1℃の低下を感じるようになっています。そのため、風を通しにくい構造の服を着用するだけでも、防寒力は大いに高まります。メッシュや綿、ナイロンなどの隙間が多く風を通しやすい生地ではなく、ゴムやビニール、ゴアテックスなどの防水素材を使った商品がおすすめです。
撥水・防水機能
撥水性や防水性を持った服であれば、雨天時や水辺、漁獲関係などでの作業も安心です。撥水と防水は似た言葉ではありますが、撥水は生地の表面で水を弾くのに対し、防水は水の侵入を防ぎます。違う効果を持った性質であるため、注意して選びましょう。
動きやすさ
作業用途として着用する場合、動きやすさは重要な要素になります。伸縮性が高い生地で作られた商品がおすすめです。また試着できる商品であれば実際に試着し、動作性を確認してから購入しましょう。
軽量
重い服の場合、着用時の動作性が損なわれてしまう可能性があります。保温性や耐久性にすぐれていることは重要ですが、その中でもできるだけ軽量な服を選ぶようにしましょう。
蒸れにくさ
長時間の着用をする際は、汗をすぐ発散できるよう、蒸れにくい素材で作られた服を選びましょう。ゴアテックス素材を使用した商品など、透湿性の高いものがおすすめです。
帯電防止
半導体工場や化学工場など、静電気の発生が多い現場においては帯電防止機能の備わった商品の着用がおすすめです。JIS規格T8118に認定されている防寒服であれば、なおよいでしょう。
高視認
夜間や暗がりでの作業となる場合、高い視認性を持つ服を着ることで車両の運転者や機械作業者などから認識されやすくなり、事故やトラブルに遭う可能性を低下させられます。道路工事の現場や交通指導員などの方々におすすめです。JIS規格T8127やISO20471に認定されている商品であれば、とりわけ安心です。
防寒服・防寒着の素材
表地
ナイロン
摩耗や摩擦に強く耐久性にすぐれており、ポリエステルと比較して軽量性・吸水性・伸縮性が高い化学繊維です。染色しやすいことから一般衣料品によく使われています。しかしながら熱に弱く、吸湿性が低いことがデメリットになります。
ポリエステル
防寒服を始め、一般衣料品に使われている化学繊維のなかでもポピュラーな素材です。軽く、高い耐久性や撥水性を持ちます。形状記憶性にすぐれているため型崩れせず、色褪せもしにくいため、イージーケアで扱いやすい生地です。しかしながら、ナイロンと同じく熱に弱いことから火気が予想される現場での着用はあまり推奨できません。
ウール
ヒツジやアンゴラ、カシミヤ、アルパカ等の毛を使用した動物繊維(天然繊維)のことであり、多く防寒服に採用されているのはヒツジの毛(羊毛)です。保温性と吸放湿性にすぐれ、汚れが付きにくいため、防寒服に最適な素材のひとつです。色落ちしにくく、弾力性や形状記憶性も持ちます。水を使い上手に洗えなかった場合にはフェルト化して固くなり繊維が縮んでしまうため、洗濯機や手洗いで洗う場合には諸々の注意が必要になります。
中綿
綿(コットン)
植物繊維(天然繊維)である綿花を使った生地です。柔らかくなめらかな風合いで、肌触りにすぐれています。高い吸水性・吸汗性を持つため、排出した汗をすぐ吸い取ります。また化学繊維と比べると火気にも強いため、火の粉が飛ぶ可能性のあるようなシーンにおいても活用可能です。デメリットとしては、シワが付きやすく洗濯後に縮みやすい、そして化学繊維と比べて乾きにくいことが挙げられます。
ダウン
水鳥(アヒルやガチョウ)の羽毛と羽根の間に生えている綿毛のことです。毛同士が絡み合わず空気を大量に溜め込めるため、断熱層が生まれて暖かくなります。軽量かつ保温力が高いことから、防寒着の中綿としてよく使われます。
化学繊維
水に強いため、悪天候下での活用に適しています。洗濯機で丸洗いできるのも強みです。また通気性があり蒸れにくく、高い耐久性も持ちます。
裏地
フリース
ポリエチレンテレフタラート(PET)というポリエステルから作られた起毛素材のことです。化学繊維ながらも暖かく柔らかい素材となっています。軽量で乾きやすいことも強みです。化学繊維のため静電気が起きやすく、火に弱いことがデメリットになります。
ボア
動物の毛のようにモコモコした生地のことです。ラテン語の「大蛇」を意味します。軽量で暖かいため、服の襟部分や袖口に採用されます。「ファー」との違いは毛がカールしていることで、ストレートの毛の場合には「ファー」と呼ばれます。おもにアクリル素材で作られますが、ウール混や麺素材のものも散見されます。
裏起毛
裏地に使われている毛を起こした生地のことです。生地中に多くの空気が含まれるため暖かく、柔らかくふんわりとした着心地です。
アルミプリント
服の内部にアルミのプリントを施すことで、身体から出る遠赤外線を外に逃さず反射させて保温効果を高めます。いわば“魔法瓶”の要領です。
防寒服・防寒着の種類
ブルゾン
着丈が短く、裾が絞られたタイプの上着のことです。ジャケットやジャンパーとは明確な違いはありませんが、現代ではとりわけファッション性の高い商品をブルゾンと呼ぶ傾向にあるようです。丈が短いため、作業用の防寒着として適しています。
ベスト
袖部分がない服のことです。腕全体を動かしやすいため作業時の服として最適です。着脱も簡単で持ち運びしやすいため、寒暖の差が激しい場合の防寒着としても便利です。またインナーに長袖タイプを選ぶことで重ね着ファッションを楽しむこともできます。
コート
防寒目的や雨に濡れないようにするため、服の一番外側に着用する外衣のことです。丈の長さや生地の厚みによってロングコートやショートコート、スプリングコートなど、さまざまなタイプに分類されます。語源は古代ドイツ語のkozza,kozzoという「粗末な外套」を意味する言葉だそうです。環境に合わせて裏アルミ加工のものや防水加工が施されたものを選ぶとよいでしょう。
パンツ
下半身に履く、二股に分かれた衣服のことです。ブルゾンなど上衣と合わせて使うことで全身を暖められます。語源はフランス語の「pantalon」だそうです。
インナー
上衣・下衣に限らず、アウターの下に着用する服の総称ですが、基本的にはは肌着(下着)のことをを指します。肌着(下着)は吸水性や速乾性、保温性を高めるために着用します。
つなぎ
上衣と下衣が一体となった服のことです。オールインワンやジャンパースーツとも呼ばれています。上衣の裾部分が存在しないためゴミや埃等が内部に侵入しづらく、機械や設備などに生地が挟まれて怪我をするリスクも低下します。約170年前のアメリカ、ゴールドラッシュで金鉱を採掘する際の作業着として生まれたとされています。
人気の電熱ベスト(電熱服)とは?
電熱ベストとは?
電熱ベストとは、発熱体を内蔵したベストのことです。ヒーターベストとも呼ばれています。バッテリーを発熱体に接続し、電源をONにするだけで瞬時に暖まるため、冬場の業務時における防寒着としてはもちろん、趣味のアウトドアやバイクツーリングを楽しむ方からも高い支持を受けています。袖部分がないため動きやすく、さまざまな作業に対応可能です。またコートやダウンジャケットなどの防寒着よりも薄手に作られていることから、アウターとしてだけではなくインナーとしても活用できます。
一体型と分離型
一体型は、ベストの内側に発熱体が縫製・接着されているタイプです。メリットは、発熱体を別に購入する必要がないこと。デメリットとしては、服・発熱体のどちらかに不具合が起きた場合には服ごと買い直す必要性があることです。またアイテムによっては洗濯機での洗濯が不可能なものもあります。一方、分離型は発熱体と服が分離されているタイプのことです。メリットとしては、取り外しが可能なため服か発熱体が故障した場合にはどちらかだけを買い直せばよいこと、発熱体を外せば洗濯機に入れて洗えることが挙げられます。デメリットは、一体型と比べると購入費用が高めになりがちなことです。
バッテリー
バッテリーは、メーカーオリジナルの物を使用するか、商品によっては市販のモバイルバッテリーが使用可能です。またサンエスが提供する「雷神服」というブランドの電熱ベストであれば同社が製造販売しているファン付きウェア「空調風神服」のバッテリーが流用可能であるため、購入費用を節約できます。